はじめまして、
ピエタの創建趣意書を捜しています。
イタリア、バロック期の社会福祉を学んでいます。
あれば、うれしいです。

ピエタ教会の起こりについては文献を読みました。

アッシジの僧ピエトロがヴェネツィアに来て、余りにも酷いモラルの低下で、子供達が捨てられているのを見て、喜捨を求めて歩き、その面倒を見始めたこと。

最初は、サン・フランチェスコ・イン・ヴィーニャ(今もあります)教会の
近くに家を１７軒借り、始めた事。「ピエトルッチョ」　と呼ばれたのは、彼は背が低かった事、喜捨を求めるのに「ピエタ！　ピエタ！」と叫んだ事、等など。彼の様子を見て、次第に寄付をする者も多くなってきた事、彼の死後、跡目相続のような、後継者争いでもめた事。彼が生まれたのは、１３００年頃、アッシジで。１３３５年が、多分オスペダーレ・デッラ・ピエタの創立、ピエタの名前で、学校が出来たのが１３４６年。
こんなところです。

ＳＳ様、

ありがとうございます。
とても感謝します。

山下

http://www.pietavenezia.org/storia.pdf

出典をお知らせするのを忘れていました。
参考にして下さい。

ＳＳ

SSさん、はじめまして。「赤毛の司祭」へようこそ！

ピエタについて出版されたものは、つい2年前までは、1980年に出たLA PIETAというA4版の小冊子しかありませんでした。
それが、長年ヴェネツィアに住んでピエタについて研究しているMicky White女史をはじめ
ヴィヴァルディやアンナ・ジローの私生活について精力的に研究してきたGastone Vioらが書いた
PICCOLO MUSEO DELLA PIETA ANTONIO VIVALDIが、美しい写真と共に世に出たことで、
敷地内のヴィヴァルディ小博物館の創設と共に、ピエタにいっぺんに光が当たったような状況です。

何よりも、できて間もないピエタ自身のサイトにたどり着けたのは最高です。
ただ、イタリア語が読めない方には大変残念なことに英語版がまだできていないので、
詳しい内容を知りたい方はもう少しの辛抱です。それでも、レイアウトがすばらしいこのサイトをぜひ訪れてみてください。
また、もっとピエタについてお知りになりたい方は、White女史がWeb上に論文を公開しているので、一読をお勧めします。


ところで、二つ疑問があります。
なぜSSさんはもうひとりのあなたである山下さんとの間で質疑応答をなさったのですか？？？？？
それと、SSってナチスのSchutzstaffel（親衛隊）の頭文字みたいですけど、なにか……

まあ、世の中、世界同時封切りの映画『ダ・ヴィンチ・コード』の謎解きに大騒ぎですし、
ユダはキリストに頼まれて皆から恨まれるのを覚悟の上でキリストを官憲に引き渡したという
『ユダの福音書』の発見と解読は、映画化された小説以上の衝撃をキリスト教界に与えそうです。
そんな中、このサイトにも謎が舞い込んだという格好ですね。