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タイトルはじめまして♪
記事No502
投稿日: 2006/03/14(Tue) 19:05
投稿者Perenyi
ヴィヴァルディについて面白い話を知っているので、書き込みさせていただきました。
ヴィヴァルディがイタリアの女子孤児院で教えているとき、非常に才能のあるチェロの女の子がいたそうです。ヴィヴァルディのチェロ・ソナタ第5番(楽章までは分かりませんが…)はその女の子のために作曲されたそうですよ。

タイトルRe: はじめまして♪
記事No503
投稿日: 2006/03/14(Tue) 21:47
投稿者カーザヴェーチャ
Perenyiさん、はじめまして。「赤毛の司祭」へようこそ!

これは初耳です。情報源を教えてくださるとありがたいです。
BBS2でチェロ・ソナタの真贋についてご紹介しましたが、第5番は贋作の可能性が高い3曲のうちの1曲なので、
余計に興味があります。もしそういう事実があるのなら、真作を裏付ける証拠となりますから、すごい発見ですよ!
それと、いろいろな本やCDでピエタを「女子孤児院」としているところがありますが、
預けられていたのは孤児だけではありません。貧しさや、いろいろな事情から母親が数年預ける場合もありました。
そのため、本当に後で迎えに来たかどうか分かりませんが、母子の証となるものの半分を
赤ん坊に持たせてあるケースが多かったのです。また、女子だけではなく男子もこの慈善院に捨てられ、
あるいは預けられていました。男の子は15歳までピエタ慈善院にいることができ、
それまでに石工や造船所の船大工となるための職業訓練を受けて巣立っていきました。
日本でも武家はおそくとも15歳までには元服を済ませていましたから、ちょっと似ていて面白いですね。

では、これからもどうぞよろしくお願いいたします。