新譜がリリースされるようです。
曲目は、RV807、RV596、RV620、RV811、RV611とありますが、解説を読むと、RV596はもしかしてRV789では？と期待が膨らみます。

ttps://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%EF%BC%881678-1741%EF%BC%89_000000000017791/item_Musica-Sacra-Per-Coro-E-Orch-Prandi-Coro-E-Orchestra-Ghislieri_15290382

通りすがりさん　新盤の最新情報をありがとうございます。ご覧のように、誤訳訂正に追われていて、CD情報までうまく手が回りません。
そんなときの通りすがりさんのこのお書き込みに、まさに地獄に仏の思いが致しました。

確かに、最近の発見ということでしたら、ConfiteborはRV596ではなく、RV789ではないかと期待させますね。トールボットによると、
1739年にピエタで行われた晩課では、ヴィヴァルディの詩篇が5曲演奏されていて、RＶ789はその中の一曲でした。他の4曲は
RV795『ベアトゥス・ヴィル（幸いなるかな）』、RV604『イン・エクスィトゥ・イスラエル（イスラエルはエジプトを去り）』、
RＶ803『ニスィ・ドミヌス（主が家を建てられるのでなければ）』、RＶ609『ラウダ・イェルザレム（エルサレムよ、主をほめたたえよ）』
そしてRＶ611『マニフィカト』だったということが分かっています。ただ、ＲV789はかなり欠損がひどいようで、その点が心配です。

> そしてRＶ611『マニフィカト』だったということが分かっています。ただ、ＲV789はかなり欠損がひどいようで、その点が心配です。

そうなのですね。
RV789の補筆完成版が演奏されたのか、それとも、RV789の代わりにRV596が演奏されたのか、気になるところです。

下記サイトで、各曲の冒頭が視聴できるようになっていました。
ご指摘のとおり、RV789は欠損がかなりひどかったらしく、代わりにRV596が演奏されたようです。

ttps://www.prestomusic.com/classical/products/9719654--vivaldi-musica-sacra-per-coro-e-orchestra-i

通りすがりさん、いつもホットな情報をありがとうございます。

早速聴いてみました。RV789でなかったのは残念です。このアルバムの中で最新で発見された作品は、RV811『ヴォス・インヴィト・バルバレ・
ファチェス（ 野蛮な松明よ、汝らを召さん）』ということになりますね。このアッシジのサン・フランチェスコ聖堂で発見されたモテットは、
同じnaiveから2008年にサルデッリ指揮、モード・アンティクオの演奏でリリースされていますが、今回のジュリオ・プランディ指揮、
ギスリエリ合奏・合唱団による演奏のほうが温かみを感じますし、通奏低音のオルガンの心憎い活躍も大いに楽しませてくれます。