はじめまして。チェロを勉強中のかんたと申します。先生から、次からこの曲をやりましょう、ということでビバルディのチェロコンチェルトのD-Durをいただいて、ネットでいろいろ調べているのですが、あまり詳しいことが分かりません。分かったのはチェロコンチェルトは沢山ある！ということでした。。楽譜やCDを買うのにもう少し詳しく知りたいのですが（先生からは、１楽章と思われるコピーを１枚いただいただけなので）D-Durのコンチェルトは１曲だけですか？作品番号はRV４０３かな？と思うのですが、間違っていないでしょうか？Fis の音で、タターン！と始まる曲です。教えていただけたら嬉しいです。
かんたさん、はじめまして。「赤毛の司祭」へようこそ！お調べの曲は、RV403のD-Durに間違いありません。この曲は筆写譜がトリノ国立大学図書館に伝わっていますが、校訂済みの出版譜がRicordi社から『ヴィヴァルディ全集』第235番として出ています。実はD-Durにはもう一曲あるのですが（RV404）、こちらのほうはヴィヴァルディ以外の作曲家が書いた作品のようです。RV403の音源としては、古いところでは1990年にBMGから出たハーノイOfra Harnoyとトロント室内合奏団によるCD[BVCC-3]がありますが、他にもNaxosから1995年に出た、ウォールフィッシュRaphael Wallfischとロンドン市シンフォニア[8.550909]などがあります。では、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
カーザヴェーチャさまさっそくのご回答ありがとうございます！やはりRV403なのですね。CD情報も詳しくありがとうございます。ビバルディは昔から知っていますがそれほど深くは聴いたことがありませんでした。少し前にやった曲はチェロソナタの５番で、弾きにくいし（腕のせい）鳴りにくいしで面憎い曲でしたが、今度のD-Durは春のように輝く調で私もチェロも喜んでいます。ビバルディも好きになりそうです。こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。
横から失礼します。なんだか、状況からしてOP3-9 のチェロバージョンでは？と思ったので．．．間違っていたらごめんなさい。その曲でしたら、私もさらったことがあります。D-dur でタターン で始まる。春らしい、というところが一致します。リコルディの楽譜はスコアだと思うので、ソロ譜は売っていないのでは？と思うのです。OP３−９でしたら、Edition max eschig から出ています。もしこの曲でしたら、もともとVnコンチェルトなので、チェロで録音されたものはあるでしょうか．．．私はCDは持っていません。
> OP3-9 のチェロバージョンでは？と思ったので．．．テレゼッタさんのご投稿で、ハッとさせられました。ご指摘ありがとうございます。かんたさん、ごめんなさい！失礼しました。m(_ _;)mFisという言葉を読み飛ばしていて、音型だけでRV403と思ってしまいました。それにRV403のほうはタターン！よりも、タターンタターンタターですから。やはり、夜中にあわててレスしてはいけませんね。猛省しております。（汗）> チェロで録音されたものはあるでしょうか．．．私はもう相当昔に、NHKのFMで聞いた記憶があります。ただ、誰が演奏していたかとなると…チェロ用に編曲したものでしたら、Janos Starkerの演奏で以下のサイトに一枚あります。ttp://www.amazon.fr/exec/obidos/ASIN/B00000070K/402-6991121-0494556
テレゼッタさまじつは４０３の楽譜が届いたのですが、違う曲だったので報告しようかどうしようか迷いながらまたこちらへ参りました。もとはバイオリンコンチェルトなのですね。。どうりでピンと来る情報が見つからないはずです。わざわざ書き込んでくださり、ありがとうございました。カーザヴェーチャさま私が書き込んだのが不十分な情報でしたのですみませんでした。でも１曲をめぐっての謎解きはいつもおもしろいです。（大げさ？）このたびはありがとうございました。またこれからもよろしくお願いいたします。
かんださん、このたびは大変ご迷惑をおかけいたしまして。誠に申し訳ありませんでした。Fisで始まるとご指摘があったのに、Dで始まる曲を紹介するなど、とんだポカでした。(_ _;)どうぞ、これにこりずにまたいつでも遊びにいらしてください。テレゼッタさん、どうもありがとうございました。
かんたさん、３−９「調和の霊感」ならば、スコアを手軽に見ることが出来ると思いますので、確認してみてください。チェロで弾くと、ヴァイオリンのように軽い感じにはなりにくいかもしれませんが、バイオリン演奏の録音でも、曲の雰囲気は良く解ると思います。４０３もいつか弾いてください！カーザ様、カーザ様は膨大なデータをお持ちで、ヒントから検索するとヒットする数が多いのです。私は逆に少ないデータの中から、たまたま一致するものを持っていただけです。お気になさらず、これからもみなさんの力になってあげてくださいませ！
テレゼッタさん優しいお言葉をありがとうございます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。ところで、この作品３の９のチェロへの編曲は、私が聞いたのは弦楽合奏による伴奏でしたが、誰が思いついたのか、この曲はチェロの艶やかな響きを実にうまく引き出すなあ、と感じ入ったのを覚えています。実際、お弾きになっていかがですか？
またご報告に来ました。カーザヴェーチャさまとテレゼッタさまのおかげで楽譜もCDも手に入りましたよ！！楽譜はまだ到着していませんが、テレゼッタさまのアドバイス通り「調和の霊感II」のスコアで確認しましたので、間違いないです。ニ長調の曲はヴァイオリンでもチェロでもよく響く調です。（DやGが開放弦なので。）ただ、この曲はチェロだとフィンガリングがネックの付け根あたりを行ったり来たりするので、実は左手には厳しいです。もしかしたら一番指を広げないといけない場所かもしれません。４０３もいつか弾いてみますね。ともあれ！このたびは大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
> 実は左手には厳しいです。もしかしたら一番指を広げないといけない場所かもしれません。そうですか。他の楽器に移し変えると思わぬ難しさが出たりするものなのですね。ヴァイオリンでは大変弾きやすい曲で、かえって安易に開放弦に頼らないようにしなければならないほどです。第二楽章はチェロのほうが朗々と歌えるのではないでしょうか。むかし、FMで聞いた演奏もそのようなものだったと記憶しています。