Youtubeでヴィヴァルディの音楽に合わせて手稿譜を画面に流すというありがたいシリーズがありまして、つい最近、2本のヴァイオリンのためのコンチェルトRV520がアップされて、親切に説明も付されています。
ttps://www.youtube.com/watch?v=Hbo6aHsbKxM
このRV520 は、手稿「チェートゥラ」中の第1ヴァイオリンのパート譜が欠落してしまっている5曲のうちの一つで、再構築したものと説明されていたのですが、そもそも手稿「チェートゥラ」12曲はどれだったかとカーザヴェーチャさんによる作品目録で確認してみました。
そこで気になることが出て、質問いたしますが、
・第6曲として、RV183とRV526が重複していますが、RV183は第7曲では？
・第4曲の記載がないのですが、RV286が該当しますか？
（RV286は「聖ロレンツォの祝日のために」「アンナ・マリーアのために」で、かつ亡くなる１月前にコッラルト伯爵に売却したということで、いわくが盛り沢山ですが。）

池之端さん、Referencesの作品目録でのミスと抜けをご指摘いただきまして、まことにありがとうございました。
早速訂正させて頂きました。また、何かお気づきの点がありましたら、どうぞご遠慮なくご指摘願えれば幸いです。

それと、もう一つお礼を申し上げなければなりません。それは通りすがりさんからのお書込みにも関連することですが、
internetculturale.itによりデジタル化されたトリノ大学図書館の自筆譜を、実際の演奏を聴きながら、ほぼ原寸大で
目で追って楽しめる企画がすでに進行中であり、しかも、無料でYouTubeで提供されていることを、池之端さんの
お書込みで初めて知ったからです。これはもう夢のような話で、つい10年前でも想像だにできなかったことです。
皆様も、ぜひYouTubeにアクセスして、ダイアログボックスにConcerto Del Vivaldi (Autograph score)と入れてみてください。